小学校受験とは | 私立小学校・国立小学校とは

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小学校受験とは?

『小学校受験』とは、私立や国立など入学試験を経て入学を許可される小学校の受験を意味します。東京および近県の小学校受験では、私立小学校を志望する受験生の人数や割合が非常に多いことが特徴です。東京・神奈川を中心に、多くの私立小学校が存在し、長い歴史を有する小学校が多いことは、古くから私立小学校の教育に価値を見出してきた家庭が少なくなかったことを意味しています。首都圏には国立小学校も多く、志望する受験生の数も少なくありませんが、志望倍率が高く、選抜段階に抽選があるため、どんなに周到に用意をしても『運』によってあっさり受験が終了する可能性は否めません。そのため、首都圏の小学校受験では私立小学校の存在を度外視して語ることはできません。

近年、小学校受験に臨む受験者数が急増しましたが、これは2002年度の教育指導要領の変更で義務教育における「ゆとり教育」が一段と色濃い内容になることに対して、中学受験塾やマスコミが警鐘を鳴らすキャンペーンを展開したことが、公立小学校不信の風潮を生み出し、私立小学校への期待が高まった結果です。かつて公立中学校の不明瞭な内申制度を敬遠する教育に熱心な家庭が、公立中学回避の考えから私立中学受験ブームを産み出したのと構図は全く同じです。このような社会背景と早稲田実業初等部をはじめとする私立小学校の新設も重なったことで、かつては一部の家庭に限られた小学校受験は世間においても広く認識されるようになりました。

このブームと呼べるような受験生増加は、2008年秋のサブプライムローンの破綻をきっかけとする、いわゆるリーマン・ショック直後から多くの小学校で受験生減少の兆候を見せ始め、翌年には明らかな受験生減少に転じました。この傾向は2010年秋に実施された2011年度入試でも続いています。これは経済状況もさることながら、2011年度以降に実施される教育指導要領が「ゆとり教育」から脱却することで、公立に対する不信の原因が払拭されたためと考えられます。

私立小学校とは

私立小学校は、それぞれの小学校設置者が「公立小学校では実現できない特別な教育」を実現するために設立した教育機関です。私立学校にはそれぞれ異なる理念があり、その理念に沿った初等教育を行うのが私立小学校です。「特別な教育」が宗教教育なのか、英才教育なのか、人格教育なのか、私立小学校の数だけスタイルがあります。
したがって、全ての家庭にとって理想となるような小学校は存在しません。保護者の考え方や教育理念と一致する私立小学校をさがす事ができれば、そこに通うことになった子どもには実りある小学校生活が期待できます。

私立小学校の一番の魅力は、学校の理念をすべての先生方が共有していることです。これは公立小学校との非常に大きな相違点です。公立小学校が全てにおいて私立小学校に劣るとは思いませんが、少なくとも私立小学校では先生ごとに考え方が違ったり、他人を尊ぶことと順位をつけないことを混同して、手をつないで徒競走をするような勘違いはいつの時代もありません。

国立小学校とは

国立小学校は、誤解を恐れずに言えば教師の育成・研究のための小学校です。教育指導要領を逸脱することはありませんので、この点においては公立小学校と似ています。教育方法のアプローチや、教師の選抜の厳しさ、同様に入学する児童のも選抜があるために公立小学校に比べると、教育熱心な家庭が集う点において大きな違いが有ります。

国立小学校は大学の附属の形で設置されるケースが多いのが特徴ですが、これは大学への進学が担保されるものではありません。それどころか、附属中学や附属高校が設置されている場合でも、進学できないケースが見受けられ、その割合がシビアなこともあるため事前に認識しておくことが必要です。

進学率の例示